腰機キットの販売、ワークショップの開始

京都・西陣の手織り道具を手かげる稲垣機料さんと、腰機キットを開発しました。


この腰機の特徴

  • アジアで古くから行われてきた整経方法=輪状整経に適した四角い手前棒

  • 経糸密度を均一にする荒筬。

  • 機上幅46cmまで織れるワイド設計。

  • バックストラップは京都製の手織り帯。適度な伸縮で身体に優しい感触(数量限定です)

  • 風呂敷つき

また稲垣機料の敷地内になる作業スペース「稲垣機料ぷらす」で、この腰機キットを使ったワークショップが始まっています。オリジナルガラ紡糸を使い1日でできるハンカチを織ります。初めて織りをされる方でも受講可能です。(写真は赤ですが、実際は生成りの糸を使います)

詳細は稲垣機料のホームページをご覧ください。

私はこの腰機を使ってブランケットサイズのものを織っています。輪状整経で、足と腰を使い経糸を張りながらの作業は、アジア地域で古くから行われてきた体全体を使った織り方です。下半身の筋力や柔軟性を要する労力のかかる作業ですが、古代の所作を追体験するような気持ちです。

0コメント

  • 1000 / 1000